TOP開発ストーリー

SECRET STORY BEHIND THE DEVELOPMENT OF PRODUCTS 開発ストーリー

ASHITAMO

健康とおいしさを両方叶える“ひとくちお菓子”
「ASHITAMO」の開発ストーリー

開発担当者
モントワール商品企画開発部 2課
課長代理
前田 裕美

食べておいしく、からだにやさしい食材にこだわったお菓子ブランド「ASHITAMO(アシタモ)」。
今回は、ブランドが誕生した背景や独自のこだわり、そして商品に込められた想いについて、開発担当者が語ります。

忙しい女性のために生まれた心地よい間食の提案

開発当初、仕事や家事、育児で忙しく過ごす女性が増えてきたのを実感していました。彼女たちの間では、栄養補給やダイエットに繋がる『こまめな間食』が意識されるようになり、さらに『乳酸菌』や『低糖質』など、身体にやさしいお菓子を求める声が増えてきたのです。

こうしたニーズに応えるために『自分だけの心地よい時間を提供する、選べるお菓子』というコンセプトのもと、忙しい日々の中でもリフレッシュしつつ健康もサポートできるお菓子をお届けしたいという想いから、「ASHITAMO」が誕生しました。

ASHITAMO さくさくオクラ梅かつお
ASHITAMO さくさくオクラ梅かつお

美味しさの秘訣はこだわりの素材選定と独自の味付け

開発において、素材選定と味付けに特にこだわっています。たとえば、「オクラ」を選ぶ際には、産地や製法によって食感や味、サイズが大きく異なるため、食べやすさやフレーバーの相性を見極め、厳選しています。
味付けの調整も開発における大きな挑戦でした。「オクラ海苔しお味」では、海苔の風味を引き立たせるために味付けを濃くすると、塩味が強くなり、どうしても飽きやすくなってしまうという課題がありました。そこで、何度も試作を繰り返し、絶妙なバランスの味わいを実現することができました。

中身だけじゃない女性に寄り添うブランドに

パッケージは、忙しい女性が手軽に楽しめるように使いやすさを追求しました。バッグにすっきり収まるサイズ感や、個包装、チャック付きの仕様を採用することで、どんなシーンでも気軽に楽しめるよう工夫しています。
パッケージ裏面にあるピンクリボンマークは、「ASHITAMO」がピンクリボン運動のサポーターとして女性を応援していることを表しています。2024年9月には、ターゲット層に近い社員の意見を反映させ、自然な美しさが感じられるナチュラルな雰囲気のデザインにリニューアルしました。

商品発売の感動とお客様の声が支えるモチベーション

はじめて自分が手掛けた商品が発売されて、店舗で商品を見つけた瞬間は、達成感が込み上げてきました。
さらに、SNSでもお客様から『美味しくて健康にも良いお菓子を探していたので嬉しい』や『子供のおやつタイムに一緒に食べています』といった声をたくさんいただきました。商品に込めた想いがお客様に届いていると実感でき、新しい商品開発に対するモチベーションがさらに高まりました。

チャレンジを続け 「ASHITAMO」のファンをもっと増やしたい

私自身、「ASHITAMO」が大好きで、このブランドの魅力をもっと多くの方に知ってもらいたいと思っています。今後は、商品開発に一層力を入れ、新しいアイデアや工夫を取り入れながら、「ASHITAMO」の商品ラインナップをさらに充実させていきたいと考えています。そして、より多くの方にこのブランドを楽しんでいただきたいです。

低糖質堂

「おいしさそのままで糖質オフ」 に挑む、
新感覚おやつ「低糖質堂」の開発ストーリー

開発担当者
モントワール商品企画開発部 2課
リーダー
板倉 拓海

おいしさにこだわった糖質オフのお菓子ブランド「低糖質堂」。
今回は、商品開発のきっかけやこだわり、おいしさの秘密、商品に込められた想いについて、開発担当者にお話を伺いました。

「もう我慢しなくていい!」健康を気遣う人へ贈る
新感覚おやつ

近年、消費者の健康意識が高まっている中で、ロカボ食が注目されています。ロカボ食は、極端な糖質制限を行うのではなく、日常生活に取り入れやすい「ゆるやかな糖質コントロール」を重視した食事法です。特に最近では、健康への関心が一層強まっており、そのニーズもますます高まっていると実感しています。

そんな背景から私たちは、「おいしさそのままで糖質オフ!」というコンセプトで「低糖質堂」を立ち上げました。まるで街の老舗お菓子屋さんのように、身近に感じていただける存在として、我慢せずに楽しめるおやつを提供したいと思っています。

低糖質堂 北海道産牛乳を使った しっとり厚切りバウムクーヘン
低糖質堂 北海道産牛乳を使った
しっとり厚切りバウムクーヘン

「糖質オフなのにおいしい」 ではなく「しっかりおいしい」に挑む

私たちが大切にしているのは低糖質とおいしさの両立です。たとえば、「バウムクーヘン」では小麦粉や砂糖の一部を糖質の少ない原料に置き換える工夫をしながら、風味や食感を損なわないように何度も試行錯誤を繰り返しました。
「ひとくちどらやき」では、餡の硬さや味の調整を何度も繰り返し、オリジナルの低糖質餡を一からつくりあげました。私たちが目指すのは「糖質オフなのにおいしい」ではなく「しっかりおいしい」と思っていただくこと。そのために、予定の開発期間以上に時間をかけても納得のいくおいしさを追求しています。

手に取った瞬間から「おいしそう」と感じていただく工夫

パッケージはあえて健康要素を控えめにしています。その理由は、多くの方が『糖質オフ=物足りない』という先入観をお持ちだと思います。私たちは、商品を手に取った瞬間から『おいしそう!』と感じてもらい、そのイメージを覆したいと考えています。パッケージを見るだけでワクワクし、食べることが楽しみになる、そんな期待感を伝えることを目指しています。

お客様の声が教えてくれた 私たちのこだわりが伝わった瞬間

開発した商品が売り場に並んでいるのを見ると、その瞬間、これまでの苦労が報われたような大きな達成感を感じます。実際にお客様に食べていただくと「低糖質だと分からないくらい美味しい!」という嬉しい声をたくさんいただきます。他にも得意先のバイヤー様から「売れている」とお褒めの言葉をいただく瞬間が、私にとって何よりの励みになります。こうした声が、私たちのこだわりが伝わった証だと実感し、大きなやりがいを感じています。

新たな「低糖質堂」の可能性を追求し 満足度の高いお菓子をつくる

今後は、食べ切りタイプのパウンドケーキや、最中、羊羹などの和風菓子の開発に挑戦したいです。そして、糖質制限をしている方々に、さらに満足度の高いお菓子を提供していきたいと思っています。これからの新しい低糖質堂のラインナップにぜひご期待ください!